毎日のトイレ清掃を怠らずに行っているトイレであったとしても、大便器に付着した水垢や、小便器に付着した水垢、尿石等何年もかけて鍾乳石のようにこびり付いてしまいます。これでは、どれだけ換気をしてもにおいが充満してしまい、雑菌も繁殖し余り衛生的とはいえない状態になります。また、古くなった便器は汚れが付着し易くなってしまい清掃作業が大変になります。
尿石が溜まると、水の流れが悪くなり、悪臭・詰まりの原因になります。長期間メンテナンスを怠ると石のように固まり、除去することが困難になります。小便器の流れが悪いいちばんの原因は尿石が配管に詰まっている場合が多いです。
衛生陶器や便器に設置してある金物の洗浄、磨き、除菌も行います。日常清掃等の日ごろの清掃メンテナンスである程度の維持管理は出来ますが、長年経過した汚が落としにくくなったり、衛生陶器の保護効果も著しく低下してきます。徹底した洗浄作業と保護コートをお奨めします。
かなり汚くなった陶器やもらい錆を起こしたタイル、錆付いた金物、配管なども清掃すれば見違えたように綺麗になります。また、絶えず換気をしてある場所もありますので壁面も汚れる箇所のひとつです。